今回は、大人気のGUNPRIMERからスジ彫りツールのレビューになります。
まずはGPパネルライナー。
これは、だいぶ前から気になってはいたのですが、大人気でなかなか入手できず、
8月半ばくらいにようやく入手したものの、
当時は既にグフカスタムのスジ彫りが終わってたので、使わないまま引き出しに入れっぱなしの状態でした。
で、
その頃にふとGUNPRIMERの本店のサイトを見たところ、
スジ彫りツールのGRIDAという新商品が9/4に発売となってまして、
GPパネルライナー買ったばかりでしたが、
なんだかカッコいいし凄そうだったので、取り敢えず食いついちゃいました( ̄。 ̄;)
10月初めくらいに届いたんですが、
その頃はグフカスタムも作り終わってソーイングボックスをせっせと作ってたので、GRIDAも引き出しで眠った状態に(ーー;)
それも終わってプラモ作りを再開しましたので、眠らせてたこの2つをそろそろ使ってみようと思った次第です。
では、GPパネルライナーから。
シャーペン型のホルダー、チゼル刃が2本、あとパネルラインガイドが1枚という内容になってます。
刃をシャー芯みたいに差し込んで、シャーペンで字を書くようにスジ彫りするんですね。
画像で上に向いてる部分で彫るのですが、
ムチャクチャ細くてよ~く目を凝らさないと刃の向きがよくわかりません(ちょっと老眼気味なのかも。。。(ーー;))
いちいち刃の向きを確認するのは面倒なので、
ホルダーについてるクリップを刃の向きと逆にして、
クリップを上にして持てば刃は下を向く、というふうに設定して使用するみたいです。
私は個人的にですが、クリップと刃の向きを同じにして使ってます。
持ったときに手にクリップが当たってれば、目で確認しなくても刃が下を向いていて彫れる状態とわかるので。
次にGRIDA。
シャーペン型のホルダー、チゼル刃は1本、パネルラインガイド1枚という内容。
刃はGPパネルライナーよりちょっと太い感じ。
上がGPパネルライナー、下がGRIDAです。
で、GRIDAの刃を目を凝らしてよーく見てみると、
刃先が四角垂状になってて、角のとこ4カ所に刃が付いてるような作りになってます。
説明書が無いので、GUNPRIMERのサイトの説明を読んだところ、多方向スクライビングツールというふうに書いてあったので、
これは要するに、刃を複数箇所に付けることで、どの方向にでも向きを気にせず彫れるように作ったスジ彫りツールということなんだと思います(°°;)
ホルダーは寝かさず立てて使用するように書いてますし、
刃の先の先、尖った部分では刃の無い面の部分がほぼ無くなり、どの方向でも彫れるようになるってことですね。
これってかなり画期的なことじゃないでしょうか。
私が持ってるBMCタガネ、スジ彫りカーバイト、GPパネルライナーにしても彫れる方向が決まっていますが、
GRIDAは向きを気にせず彫れるので、最初に刃を置くときに向きを確認する必要が無く、
彫ってる最中の方向変換でも刃の向きを気にする必要がない。
これはメチャクチャ使いやすそうだ( ・∀・)
ってことで実際に使ってみます。
まずは、既存のモールドを彫ってみました。
本来は、モールドの彫り直しで威力を発揮するツールみたいなので。
GPパネルライナーもGRIDAも非常に彫りやすいです。
既存のモールドを真っ直ぐ引くだけなので、使用感は似たような感じですが、
GRIDAは、スジ彫りで最初に必ず行う刃の向きの確認をせずにスッと刃を置けるのが良いですね。
次はこのパーツに、
方向変換有りの新規モールドを彫ってみます。
右がGPパネルライナー、左がGRIDAで彫ったモールド。
仕上がりはどちらもキレイに彫れてる感じです。
ただ、GPパネルライナーの方は常に刃の向きを確認しつつ彫ってるのですが、
GRIDAは向きを気にせず彫ることだけに集中できるので、使いやすさは圧倒的に上ですね。
ちょっと前のG-PARTSさんのTwitterで、GRIDAはGPパネルライナーの上位互換って紹介されてましたが、
完全上位互換過ぎてGPパネルライナーの勝ってるとこが思いつかない(ーー;)
値段が安いとこくらいかしら( ̄。 ̄;)
GRIDAってのは描くって意味らしいのですが、
向きが決まってないので、ホントにペンで描くようにスジ彫りできる素晴らしいツールだと思います。
特に、スジ彫り苦手な初心者さんには救世主になるんじゃないかな。
11月初旬にG-PARTSさんでも発売されるみたいですが、
超オススメなので狙ってみてはいかがでしょう?
コレはホントにガチで使いやすいと思います(^^ )