ジャータロウのボチボチ頑張る

趣味で色々作ったり描いたりした際に、せっかくなので記録に残しておくために始めてみました。他にも日々のことや愛娘のことなんかをボチボチと。

ガンプラツール【やすりの親父】

今回は、やすりの親父というツールについてのレビューです。



名前にインパクトがあるんで、以前からどんなもんか気になってたんですよね( ・∀・)。



青色のフィルムスティックヤスリと、白色のスポンジスティックヤスリで大きく2種類に分かれてるんですが、
青と白で同じ番手も存在します。


スポンジヤスリの代表格である神ヤスや、手持ちの色んなヤスリも合わせて色々比べてみたいと思います。





まず、気になってたのが青と白の違いについて。



1000番で比較してみると、触った感触は同じような感じで、神ヤスの1000番とも大きな差はありません。

まあ同じ番手だしねw


青も白も両面が研磨面になっていて、
芯材が挟んであるのでかなり強度があります。

WAVEのヤスリスティックよりも少し固い感じ。
長さがあるので少ししなります。


で、青と白で何が違うのかというと、多分研磨面の固さだけなのかな?

青のフィルムスティックの方は、当て板にヤスリを貼り付けたような感じで、研磨面がかなり固いので主に平面出し用。

白のスポンジスティックの方は、研磨面が神ヤス以上にフワフワしてる感じなので主に曲面にフィットさせて削る用ってことなんだと思います。

書いてる紹介文も全く同じですしね( ̄。 ̄;)





次に気になってたのが、神ヤスみたいにカットして使うことが出来るのかどうか。


試しにカッターで切り離そうとしてみたところ、芯材がムチャクチャ硬くて簡単には切れません。



芯材に切り込みを入れてから力任せに折れば切り離せますが、
気軽には出来ないので、基本的にはこのまま使うヤスリなんだと思います。




あと、青のフィルムスティックはかなり細かく番手が分かれてて、一番上は2000番なんですが、

白のスポンジスティックは1000番の上に4000番がありまして、4000番だけ紹介文も違ってます。



触った感じも4000番だけツルツル。

紹介文にも書いてるとおり、BALANCER WHITEやヤスリスティックフィニッシュと同じ系統のツヤ出し専用ヤスリですね。





それでは試しに使っていきたいと思います。


基本的には平面出しに威力を発揮するヤスリみたいなので、

サンドループ#600>BALANCER GRAY>BALANCER WHITEと、

やすりの親父、青600番>青2000番>白4000番

これで、使用感や仕上がり具合を比較してみます。



削るのは、前にも使ったこのパーツ。





まずはサンドループから。



サンドループ良いですね~。

とてもキレイに面出しできます。


続いて、やすりの親父、青600番。



スゴく削りやすいんですが、キレイに面出しするのは意外と難しいかも。

固い芯材にヤスリを貼り付けてあるのですが、アルミハンドルやFFボードに比べれば表面が若干柔いので、

精密なエッジ出しとかで使うのにはあまり向かないかもしれません。

まあ、ほんのちょっとのハナシですが。



耐久性に関しては、どちらも掃除すれば目詰まりがキレイに取れますが、



サンドループは、メラミンではたいてマスキングテープで丁寧にぺたぺたやらないと綺麗になりませんが、

ヤスリの親父は、メラミンで軽くはたくと簡単に綺麗になります。

コレは、目詰まり除去のしやすさや耐久性は神ヤス以上じゃないかな。





次に、サンドループで削った方をBALANCER GRAYで磨きます。



一気にキレイになりますね~、素晴らしい(^-^*)



続いて、親父の青2000番。



なかなかキレイですね、削りやすいし。




並べてみるとこんな感じ。



左がやすりの親父、右がBALANCER GRAY。

並べてみると明らかにサンドループ>BALANCER GRAYの方が面出しも仕上がりもキレイです。


因みに、それぞれを使った後で掃除してみたらこんな感じ。



BALANCER GRAYは、洗って乾かしてみたら結構キレイになりましたが、
やはり消耗度は激しいなって感じがします。


やすりの親父のフィルムスティック(青)は、600番と同じように2000番も目詰まり知らずで超簡単にキレイになります。

これは耐久性はピカイチだな~。

永久に使えそうな感じすらするw




最後に、BALANCER GRAY>BALANCER WHITEで磨きます。



流石の仕上がり具合。
カンペキですね(*´∀`*)



続いて、青2000番>白4000番で磨きます。



コレは良いですね(o゚∀゚o)
ピカピカに仕上がりました。



2つを並べてみます。



途中経過に差はありましたが、
最終的には大差ない仕上がりになったような気がする。




で、感想なんですが、

青い方のフィルムスティックヤスリは、とても削りやすくて使用感は良いのですが、
少ししなるので、精密なエッジ出しとかはちょっと難しいかも。
まあ、優しく削れば問題ないかな。

ただ、小さく切って使うことはできないので、使用場面は限定される気がします。

ヤスリ自体はかなり高性能且つ耐久性も素晴らしいので、
神ヤスみたいに色んな形でバリエーションを増やして売り出せば、紹介文にあるとおりに、「これだけあればいい」ってくらい使い勝手の良いヤスリになりそうな気がする。

何か個人的にすごく惜しいって感じの商品です(ーー;)



白い方のスポンジスティックヤスリは、正直神ヤススポンジヤスリとの差別化みたいなのが感じられませんし、
小さく切って使うこともできないので、神ヤス持ってるならわざわざ買う必要はないかなって思いました。


※追記
神ヤスとやすりの親父(白)を併用して使ってたんですが、
やすりの親父(白)の方が削り心地が良いというか、とても滑らかに削れるので、いつの間にか白親父ばかり使うようになってます(^_^;)。

白親父の方の方が目詰まりしにくいし、
以前に差別化が感じられないと書いてましたが、スポンジヤスリとしては白親父の方が性能が上じゃないかと思うようになりました。

好きな大きさに切ったりとか、汎用性については神ヤスの方が断然上ですが。

好みもあるとは思いますが、状況に応じて使い分けるのがベストかな。




ツヤ出し用の4000番ですが、

4000番とか番手がついてますけど、
神ヤスの4000番とは全く別物で、BALANCER WHITEやヤスリスティックフィニッシュのようにツヤ出しに特化した製品になってます。

BALANCER WHITEはなんだかんだで未だに入手しにくいとこありますし、
ヤスリスティックフィニッシュもネットだと最近売り切れが目立つような気がするんですが、

ヤスリの親父の4000番は、アマゾンとかでも結構入手しやすいと思うので、
塗装しない派の方々にはスゴくオススメかなって思いました。






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