ジャータロウのボチボチ頑張る

趣味で色々作ったり描いたりした際に、せっかくなので記録に残しておくために始めてみました。他にも日々のことや愛娘のことなんかをボチボチと。

【MGガンダムMk-Ⅱ】バックパック作製編・Vol.9 &ガンプラツール【メタルラインニッパー】

今回はバックパックの基礎部分の蓋を開閉式で作ってみようと思います。




上級者の作品を見たりしてると、機体に穴をあけて開閉式のハッチを付けてるのをよく見かけるんですが、

こーいうのどうやってるんだろうと調べてみると、
どうやらプラ板でヒンジ(蝶番)を作って、パカパカ開け閉め出来るようにしてるみたいなんですよね(;゚ロ゚)


プロモデラーの方なんかになると、メチャクチャ精密な部品を大量に作って、全身にハッチを取り付けてフルハッチオープンとかやってたりしてますが、

いきなり全身に仕込むとかは無理なので、
取り敢えず一度やってみようと思い、練習がてら挑戦してみることにしました。






それでは、まずはヒンジから作っていきます。


まずは、1mm厚のプラ板を適当な大きさに切って重ねて、


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大きい方には、小さい方をはめ込む溝を作っておきます。


組み合わせるとこんな感じ。


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小さい方は、スムーズに動くように角を取って丸くしてます。






組合わせた状態で、横から0.5mmのドリルで穴あけ。


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ここは穴が歪まないようにそーっとそーっとやった方が良いですね。

右から左へ貫通させるのは難しいので、両側から小さいパーツに届く程度の穴をあければOKみたいです。






あけた穴に真鍮線を通します。


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使うのはWAVEのC-LINE、0.5mmです。



ホントは穴が繋がってなくても、両サイドからそれぞれ真鍮線を通せばOKみたいですが、


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なんだか穴あけが上手くいって、右から左へ貫通させることができたので、
真鍮線を1本で通すことができました。


0.5mmの穴に0.5mmの真鍮線を通すのは結構固くてギリギリなんですが、
上手く通せれば、それなりに強度のあるヒンジを作ることが出来ますね。




違和感なくスムーズに動きます(^^ )
強度もなかなか。


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小さいパーツを倒したときにツライチになるように削っておきます。



なんかたまたまだけど思ったより上手に作れました(*´∀`*)

穴あけが上手くいったのがポイントかな。





続きまして、

ヒンジの両サイドの真鍮線をカットして、
バックパックを切ってヒンジをはめ込む枠を作ります。


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ここで、金属線のカットについてですが、

プラスチック用のニッパーとかで切ろうとすると、ニッパーの刃が欠けちゃうこともあるみたいなのでやめておきましょう。

真鍮の0.5mm程度なら大丈夫かもしれませんが、
高価なアルティメットニッパーとかで切ろうとして欠けちゃったら立ち直れませんしね(T-T)

かといって、どうでもいいような安物ニッパーで切ると切り口がつぶれちゃうので、
いちいち切り口をヤスリで整えないと、線と同径の穴に入らなくなっちゃうらしい。。


個人的にいちいちヤスリで整えるの面倒なので、思いきって金属線専用のニッパー買っちゃいました( ^-^)


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ジャーン!

ゴッドハンドのメタルラインニッパーです(^^ )


ゴッドハンドと言えばアルティメットニッパーが有名ですが、
これは金属線用のアルティメットニッパーって感じでしょうか。



裏を見てみると、


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2mmまでの金属線に対応していて、
細いのは刃の先、太いのは根元でカットするみたいです。

これで金属線をカットすると、とにかく断面がフラットでキレイに切れるみたいで、
0.5mmの穴に、カットした0.5mmの金属線をそのまま差し込むことができるそうな。



ってことで1.0mmの真鍮線で試し切り。


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おお、コレは確かに断面が美しい(o゚∀゚o)



プラ棒に1.0mmの穴をあけて通してみます。


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スルッと通りました。

商品説明に偽りナシですな( ^-^)


やはり刃物関係はゴッドハンドの商品を買っておけば間違いないですね。

結構高価な商品ですが、金属線用のニッパーが欲しいって思った際には思いきって買うのをオススメします。

値段に見合った性能を発揮してくれると思いますので。




因みに、ゴッドハンドにはメタルロッドニッパーという似たような商品があるんですが、


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こちらは真鍮線なら3mmまで、アルミ線なら5mmまで対応してるみたいです。


じゃあ対応範囲の広いメタルロッドの方でイイじゃん!って思われるかもしれませんが、

メタルラインニッパーは2mm以下に絞って、更に美しくカット出来るようになってるそうです。


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特に、めっちゃ細い線はメタルラインの方が威力を発揮するみたいなので、

細いのをめっちゃキレイに切りたい人はメタルライン、

軸打ちとかで太めをよく使う人はメタルロッド、

って感じでしょうか。


私も買うときにどっちにしようか迷ったんですが、
細いのをより繊細に、キレイに切れる方が良いかなって思ってメタルラインニッパーにしました。


この辺は人それぞれ用途目的によりますが、
こだわらなければメタルロッドでも十分のような気もしますw

メタルロッド使ってないですがなんとなく( ̄∇ ̄)



それでは続き。


バックパックにヒンジをはめ込んで接着。


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内側には補強兼ヒンジのストッパーでプラ板貼ってます。


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ここでヒンジを仕込む場所が結構重要になりますね。

そのまま内壁に貼り付けるだけだと蝶番が干渉して動かなかったりしますので。

色々方法はあるみたいですが、
外壁に沿って埋め込む感じにすれば、周りに干渉することはないと思います。





ヒンジに蓋を貼り付け。


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開閉もスムーズ。

いい感じ(^^ )




ちょっとディテール追加。


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背中に取り付け。


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まずまずやな( ̄∇ ̄)



初めてやってみましたが、まずまずイメージ通りに作れました。

まあ、この部分は別に開閉式にする必要はなかったんですが、
開閉ギミックを作る練習って感じですね。



あとは軽くディテールアップして、バックパックは一旦置いておこうかな。

そろそろ本体のディテールアップをしていきたいので。



気付いたら2ヶ月も経ってるし。(^_^;

目標は4ヶ月くらいかなぁ。。





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