お久しぶりでございます!
最近やたら眠くて、娘と寝床に入ったら朝までグッスリで全然作業できてなかったんですが、
ようやく腰部のディテールアップが終わったので久々に更新(^^)
10日以上あいたのは初めてかも(-_-;)
まあ、ノッてきたらまたサクサク進むでしょう(◔‿◔)
ってことで、腰部のディテールアップなんですが、
今回はスカート裏のディテールアップに挑戦してみます😤
普通だと見えない部分なんですが、
ワンランク上の仕上がりにするには避けては通れない部分らしいので(• ▽ •;)
実際、プロの方とかそれに近いような上級者の方は、なんだかよくわかんないくらい作り込んでることが多いですね(^^;)
やり方としては、所謂トラス構造っってのにするのが一般的みたいですが、
当然、トラス構造ってナニ?となったので調べてみると、
こーいうのらしいです。

よく鉄橋の骨組みとかで見かけるやつですね。
本来は三角の集合体だけど、ガンプラのディテールではカタチを複雑にしてカッコよくしてる感じでしょうか。
スジボリ堂さんのサイトにもやり方が載ってまして、

これは裏の枠にピッタリはめ込むやり方ですね。
それにしてもスゴいクオリティだなぁ(ʘᗩʘ’)

このはめ込むやり方は結構難易度高そうなんですよね〜(~_~;)
しかも多層構造だと、微妙に大きさ変えて何枚も作らないといけないのでかなり大変そう。。
なので、今回はスカート裏をパテで埋めてフラットにして、その上にディテールを重ねていくやり方でいこうと思います。
まずは、このスカート前部の裏を、

エポキシパテで埋めます。

ヒケるのを見越してちょっと多めに。
削ってフラットにします。

次に、パーツを直接プラ板に押し付けて、周りにスジ彫りの要領で型を取ります。

直接デザインナイフでカットしてもいいんですが、
パーツをキズつける可能性もあるので、慣れてないうちはタガネとかで型を取るのがいいんじゃないかと思います。
鉛筆で型を取ってから切るのは、二度手間だし結構ズレが出たりするのであまりオススメできないかな。
型を取ってから、そのままタガネで彫り込んでカットするとメチャクチャキレイに切れます( ꈍᴗꈍ)
左右各2枚。

この切り抜いたパーツのフチにラインを引くのにディバイダーというのを使ってみます。
製図とかで使うコンパスがどっちも針になってるやつですね。
これを任意の幅に広げて、片方をエッジに引っ掛けて線を引けば、
エッジから一定の幅で線を引くことができるモデラーにとっては御用達の便利アイテムみたいです。
最初は近所のコーナンでシンワのディバイダーを1000円くらいで買ったんですが、

コレはハッキリ言って使えないですね(-_-;)
任意の幅で固定できないので、線を引いてる最中に幅が変わったりすることが多いです。
正に安物買いの銭失いってやつになってしまいました(¯―¯٥)
コンパスの間にネジが付いてる中車式ってやつなら任意の幅で固定できるみたいなので、
ガンプラ・ディバイダー・中車式で検索すると、大抵最初に出てくるのがドラパスのディバイダー。

性能は良さそうなんですが、これがちょっとお高いんで、
他に良いのないかな〜と探して見つけたのがステッドラーのディバイダーです。

これが値段も安いし、なかなか優れモノなんですよね(*^^*)
中車式で幅は固定できますし、
元々が、両針でも、針を鉛筆芯に変えてコンパスとしてでも使えます。
ただ、コンパスとしては付属の鉛筆芯が太すぎるので、
そういう時は、針の取り付け部を別売りのシャープ部に交換して、シャープコンパスとしても使えちゃうのです(⑉⊙ȏ⊙)

これが別売りのシャープ部。
ディバイダーと合わせても、たぶんドラパスのディバイダーより安く買えると思います。

シャープ部と付け替え。

これで細い精密な線を引くことができますね( ´∀` )
因みにこのシャープ部なんですが、knockの方に回して上に押し込めば芯が出てきます。
私は勘違いしてたんですが、knockの方に横向きに回すだけでは芯が出ないのでご注意を。
因みに、芯は普通のシャー芯でOK(. ❛ ᴗ ❛.)
それでは線を引いていきます。
いきなり線を彫って失敗したらイヤなので、今回はシャープ部で線を書いてから切り抜きます。

まずは一番上の外枠。
2mm幅で線を引いて、スジボリ堂さんのサイトを参考にデザイン。
面倒なんですが、最初にタガネでラインを彫ります。

ラインが直線じゃないところが多いので、失敗しないように念の為。
ある程度彫ってデザインナイフで切るつもりでしたが、
このままタガネで彫り込んでカットしたらスゴくキレイに切り抜けました(。•̀ᴗ-)✧

この方法なら初心者でも確実にキレイに切り抜きできますね<( ̄︶ ̄)>
時間と手間はかかりますが。。
もう一つはデザインナイフで。
でもデザインナイフだけだと角の部分で行き過ぎちゃったりするので、
角部分はコレを使って切り抜きました。

ゴッドハンドのビットブレードです。
まあ所謂彫刻刀なんですが、
同社のくり抜き用彫刻刀のスピンブレードとはちょっと形状が違ってて、

スピンブレードは中心に向かって刃が研がれてますが、
ビットブレードは片側がフラットになっています。
このフラットな方をカットする側に向けて上から差し込めば、
鋭角な角とかでも断面を垂直にシャキッと切り抜けます。

この赤丸みたいなとこね。
デザインナイフより格段にやりやすいのでオススメのやり方ですよ(≧▽≦)
あと、外側の細い枠を切り抜くのにいきなりデザインナイフで切ろうとすると、外側に力がかかってプラ板が歪んじゃうので、
一旦内側を適当な範囲で切り抜いてから、メインのラインを切る2段構えでやるのがセオリーみたいです。
詳しくはコチラ( ╹▽╹ )
2層目は3mm幅でフチに線を引き、

トラス構造っぽく切り抜き。

パーツを重ねます。

もう片方も作って、パテ部分にスジ彫り入れました。

まあまあかな。。
因みに、表側にはバキュームで作ったパーツを貼り付け。

表より裏の方が10倍くらい時間と手間がかかってますな(>0<;)
見えないとこなのにw
サイドの裏は、股関節の丸いのに干渉するのでパテで埋めたりはしないほうが良さげですが、

何もしないと寂しい感じなので、また後で思いついたらやるかもです。
とりあえず表側にはプラ板で軽くディテールアップ。

続いてファウルカップ?

ここはプラ板でボリュームアップしていきます。
まず横に貼って、

前にも貼って、

ヤスリで整形。

少しディテールアップ。

いい感じ(。•̀ᴗ-)✧
最後に後ろ。

ここはバキュームでパーツ作りました。

この上に、プラ板でデコったりスジ彫り入れたり。

うーん。。
若干ダサい気もするけどまあいっか( ╹▽╹ )
フレームに取り付けてみます。


こんなもんかな。。
本体と合体。


だいぶできてきたな〜(✿^‿^)
次は脚部。
ここも大変そうだけど、もうちょっと頑張ろう😤