ガンプラでは、脚や腕なんかが内側(メカ部分)と外側(装甲部分)にパーツが分かれていたりしますが、
外側を接着して合わせ目消しなんかをやった後でも内側のパーツをはめ込めるようにするのを後ハメ加工というらしいです。
後ハメ加工をすれば塗装も別々でできますし、結構必要になってくる工程みたいなので、
今回は、この後ハメ加工に挑戦!
基本的には、無理して加工せずに、合わせ目を段落ちモールドなんかで処理すればカッコいいし簡単だしと思うのですが、
ここは段落ちモールドにしにくいなってとこがあったので、頑張って後ハメ加工をやっていこうと思います。
加工するのは前腕部分です。
赤マルの部分は段落ちモールドでいこうと思うのですが、
青マルの部分は接着して合わせ目を消したい。
あと、関節のスクリューキッドの頭みたいなマイナスネジっぽい部分を装甲部分と塗り分けしたい。
まあ初心者だと、どこをどう加工すればいいのか全然わからないのですが、
ネットで調べてたら良い感じのやり方を見つけたので、それをアレンジしつつやってみます。
左のパーツは赤マル部分が上からハメるとき邪魔なので削り落とし、
右のパーツの黄マル部分は下の出っ張りだけ削って、上からはめれて且つ引っかかるようにします。
ここでミニルーター登場。
ビットはスジボリ堂さんのBMCカッターです。
ウイーンとビットを当ててるとみるみる削れていきます。
手作業でやるとしたら彫刻刀とかで削るのかな?
電動工具があると楽チンですね(*´∀`*)
どちらもサクッと削れました。
はめるとこんな感じ。
次はこのパーツ。
黄マル部分を切断するのですが、
デザインナイフでやろうとしたら、めっちゃやりにくくて切り口も汚かったので、精密ノコを買ってきました。
タミヤの精密ノコですが、刃の厚みがなんと0.1mm。
何かを切断するときは必ず削れる部分があるので、
刃の厚みが0.1mmならパーツが小さくなるのも最小限で済みます。
少しパキパキ曲げてやると簡単に取れるので、折り曲げてデザインナイフの柄に装着して使います。
ゆっくり引いてやるとキレイに切れました。
力を入れすぎると刃がグニャッとなるので、そーっと切った方がいいですね。
これは使える、安いしオススメです。
タミヤ クラフトツールシリーズ No.94 精密ノコギリ エッチング製 プラモデル用工具 74094
- 発売日: 2016/10/29
- メディア: おもちゃ&ホビー
切断した手首側の部分を反対側のパーツに接着。
乾燥後にヤスって合わせ目消し。
まあまあかな。。
内側のパーツはスポッと入ります。
残ったパーツをハメます。
肘関節側の合わせ目には、以前に買っておいたBMCダンモで段落ちモールドを彫りました。
これは便利ですね~。
もう一方の前腕も同じように処理。
まずまず上手くいったかな。
後ハメ加工はここだけにしようと思ってるので、あとは各パーツにせっせとモールド彫っていきます。
1日1パーツ目標だな。
頑張るぜぇ!