休載が多かったので、ホントに完結するのかと言われたりすることもあった作品ですが、
ホントに未完の大作になってしまいました。
この方は、サボってるから休載が多いとかではなく、
クオリティを求めるが故に描くのに時間がかかってしまうと言うのをネットで見たことがあります。
体調不良で休載になることも多かったみたいですし、
正に魂を削って作品を描いていたのかなと想像してしまいますね。
初めてベルセルクを読んだ時はかなり衝撃的でした。
25年くらい前で、当時は12巻まで出てたんだったかな?
ちょうど蝕が始まったところで終わって、続きが気になって仕方なかったのを覚えています。
これほど衝撃を受けたのはデビルマン以来でした。
まず現在の状況を描いてから過去編にいくというストーリー構成も当時は斬新でしたし、
画力の上がり方もハンパなくて、1巻と12巻では次元の違う画力になってましたね。
休載が多くなって話がなかなか進まなくなってからも、単行本が出たら買ってました。
最近、ようやくキャスカの記憶が戻り、ガッツ側にも戦力が揃ってきて、
いよいよ物語が終幕へ動き出したというところで楽しみにしてたんですが。
未完で終わってしまったのは残念ですが、キャスカの記憶が戻るとこまでいったのは良かったなって思います。
読み始めたころは、まさか25年以上経っても完結してないとは思いもしなかったなぁ。
これだけ長い期間読んでた作品の終わりが結局わからないというのは凄く喪失感がありますね。
もし最終回までの構想が残っているなら、小説でもいいから出してほしいなって思います。
画力的に他の人がベルセルク描いたら比べられて大変そうなので。